本日は防衛をフューチャーする。

以前、マジックの世界には壁というクリーチャータイプがあった。

壁は攻撃できないものの、恐るべきタフネスを有する。

攻撃できなくとも、身を持ってプレーヤーへのダメージを防ぐまさに『壁』だ
た。

そして何より、壁と名のつく壁クリーチャーは無数に存在した。

炎の壁、氷河の壁、剣の壁、根の壁、記憶の壁、etc…。


そんな数多くの壁生物達の署名の甲斐もあって(?)、壁は攻撃出来ないという一文がキーワード能力となったのだ。




それが防衛である。




【MTG壁時代史】によると、これまでは『~の壁』という名前の生物が散見されてきたが、近代に入ってこれまでの概念に囚われない防衛生物が産まれてきたとのことだ。




その最たる例が《ゴロゾス》だろう。




Grozoth / ゴロゾス (6)(青)(青)(青)
クリーチャー — リバイアサン(Leviathan)
防衛(このクリーチャーは攻撃できない。)
ゴロゾスが戦場に出たとき、あなたはあなたのライブラリーから点数で見たマナ・コストが9であるカードを望む枚数だけ探し、それらを公開し、あなたの手札に加えてもよい。そうした場合、あなたのライブラリーを切り直す。
(4):ゴロゾスはターン終了時まで防衛を失う。
変成(1)(青)(青)((1)(青)(青),このカードを捨てる:あなたのライブラリーから、このカードと同じ点数で見たマナ・コストを持つカード1枚を探し、それを公開し、あなたの手札に加える。その後あなたのライブラリーを切り直す。変成はソーサリーとしてのみ行う。)
9/9



とにかく、わけのわからないイラストにまず驚く。


そして防衛界最大の9/9というパワータフネス。

大味かと思いきや《変成》を持つことで柔軟なサーチも可能という優れものだ。9マナの変成の時点で柔軟なカードなど無い



正に、壁界改め防衛界のウルトラエースと言える存在である。


しかし、そんなゴロゾスさんにも決定的に足りない部分がある。


そう、非レジェンドなのだ。


別に伝説である必要性など無いのだが、伝説は正義!伝説こそジャスティス!異論は認めない。

そして、人間でもない。

ここが重要だ。人間界最強を決めるためには、ゴロゾスさんは規格外すぎた。






しかし、防衛持ちの伝説人間なんて全く思いつかない。

そもそも壁の伝説も思いつかないし、防衛も当然思いつかない。

再びMTGwikiの力を借りてズラズラと検索してみた。

























そこに、伝説はあった。









やつこそ、防衛持ち伝説生物の《今田の用心棒、乳眼》である。





Opal-Eye, Konda’s Yojimbo / 今田の用心棒、乳眼 (1)(白)(白)
伝説のクリーチャー — 狐(Fox) 侍(Samurai)
防衛(このクリーチャーは攻撃できない。)
武士道1(このクリーチャーがブロックするかブロックされた状態になるたび、それはターン終了時まで+1/+1の修整を受ける。)
(T):このターン、あなたが選んだ発生源1つが次に与えるダメージは、代わりに今田の用心棒、乳眼に与えられる。
(1)(白):このターン、次に今田の用心棒、乳眼に与えられるダメージを1点軽減する。
1/4







こいつがいたではないか。





そう、おっぱいさんである。





Opalの「l」が「i」に見えるためおっぱいさんという不名誉なあだ名がつけられていた。
自分の周りではおっぱいさんと呼ばれ親しまれていた。

リミテッドではなかなかの性能だ。

《呪文滑り》かと思わせる能力で、かつダメージ呪文にはめっぽう強い(通常の除去には弱く、マナも大量に食うのは内緒だ)



サイズは1/4なため、護身術に長けた人間というサイズ感だ。

4というタフネスと軽減能力が合わさり非常に固い。




しかし、用心棒にしてはパワー不足ではないだろうか、今田さんよ。


用心棒に選ばれるからには、一般の人間など圧倒するような攻撃力が必要だ。しかも、マジックの世界では熊やら象やらと対峙しないとならないため、せめて3は欲しかった。今田ご本人のサイズが3/3(実質8/8)であることからも、守るはずの用心棒の方が弱いとはこれいかに。


まあしかし、今回はそこは目をつぶるべきかもしれない。

なんせ、防衛持ちの伝説人間なのだから、そこだけで評価してあげたいと思う。



今後も防衛持ち伝説人間など刷られることなどそうそう無いと思う。


おっぱいさんは10年に1人の逸材かもしれない。弱いけど。





個人的最強人間ランキングは以下の通り。


1位 素拳の岩盛
2位 マルチェッサ女王
3位 今田家の用心棒、乳眼New





















あ。















こいつ、よく見たら狐・侍で人間じゃねーじゃん…

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