ある選択をするということは、その選択によって生まれるはずのマイナスをすべて背負うぞということ。 by 井上ひさし



井上ひさしさんは、あのひょっこりひょうたん島を手がけた小説家・劇作家・放送作家さんです。




例えば、先手3T目、相手はアブサンアグロです。



手札にある《地下墓地の選別者》を出そうか、それとも《不気味な腸卜師》にしようか、それとも、今引いた《ヴリンの神童、ジェイス》にしようか。。等々。
もちろん、相手の場や自分の場・手札、またこれが何G目かによっても変わってくるかと思います。




《地下墓地の選別者》を出せばトークン含め次Tに5マナまでジャンプできて、かつ占術がついてくる。



《不気味な腸卜師》を出せば、除去られない限りあとはチャンプブロッカーを出していくだけで1ドローがついてくる。



《ヴリンの神童、ジェイス》を出せば、確かに3T目に2マナのカードを展開するのは嫌だけど、この悪い手札に何か打開策が開けるかも知れない




等々、自分はよくプレイングは自分にどんなポジティブ要素をもたらすかで考えてしまいがちです。つまり、こいつを出したらどんな恩恵を得られるか、です。



しかし、AをプレイすることでBをプレイしなかった時のマイナス面も考慮してみたら、もっと違ったゲームが出来るかもしれませんね。


例えば、《ナントゥーコの鞘虫》で1パンプすれば4点まで与えられるので、相手の《ゲトの裏切り者、カリタス》を一方的に倒せるorもしスルーしたら4点を本体に通してライフをラリーの射程圏内に近づけることが出来る。
⇒if:しかし、それをそれをするということは、立ってるマナから《アブザンの魔除け》を打たれ自分をサクることになる、という事もある。
⇒if:サクるといことは、サクる生物が場に残ることで得られる今後のメリットが無くなる



とかとか。




てことはですよ。




とにかくいろんな可能性を考えて、一番メリットがあるor一番デメリットが少ない手はなんなのか=正解は何かを考えなさい、ってことですね(何を今さら)。




頭ではわかっていても、出来ないのが人間。


プレイングミスは誰にでもあって、それが極力少ない人ほど、うまいし強い。





もっと分かりやすい例えがあったかもしれませんが、自分のポンコツな頭脳ではこれが原因です笑


一つのデッキを使い続けれてくると、こういう順番でプレイする、みたいなある種の定説みたいなのが自分の中で出来てきません?



それで、それが当たり前になっていて、同じデッキを使っている人を横から見ていたら




(え?それ先にプレイするの??)



みたいな場面に出くわす。



よくあります、自分。




そこで、『ああ、こういうプレイングもあるんだな』っていう発見があると、すごく自分にプラスになります。



凝り固まった固定観念を払って、柔軟に、色々な可能性を考えてプレイを心掛けたいもんですなあ。




あ、もちろん試合時間は相手と自分の共有財産なので、大事にしながら、ですけどね!




それと、普段自分はリンスなんか使わないのでメリットじゃなくても泡がたてばなんでもいい派です。

コメント

鳥人
鳥人
2016年2月22日17:28

私の場合、そのカードの「旬の時期」を考えてプレイしますね~。例題の三択で言えば「最序盤」が(対アブザンなら)一番 旬の時期であるジェイスでしょうか。野菜でも果物でもアイドルでも旬が大事ですからね(笑)

ただ、これも「良くない固定観念」なのかもですが。
MTGは難しいですね。

黄色い河の人、そべお
2016年2月22日18:24

旬の時期ですか。

なるほど、これは深いですねー。

自分はモダンでマーフォークをずーーーっと使ってきているのですが、未だに
マーフォークの試合見ると、なるほど!そういうプレイングがあったか!これは盗まなきゃ!となります笑

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